2014年9月26日金曜日

灯台のおはなし

「四方を海に囲まれた…」というのは海事関係者挨拶の枕詞ですが、日本には3,300の灯台が日夜航海の安全を見つめているのです。灯台は見つめているのですが、航海している当事者の方が眠ってたりして海難事故は起こるのです。
こんな瞳で見つめています。

フランスのフレネル博士の発明によるフレネルレンズです。当然フランス製ですよ。

江戸時代から日本近代化の技術協力をし、最後は函館戦争五稜郭まで付き合ってくれたフランスは、今でも親日国、有難いですね。






丹後半島の北端、経ヶ岬灯台です。

石造りの形式美は歴史的建造物です。

1898年点灯





あのピークのちょっと下になります。結構のぼるよ。

当然サンダルやヒールでは無理です。


この日はH26台風11号が真上を通過した日の翌日。少し波っ気は残るものの、真夏の日本海の顔にもどりつつあります。



こちらは、四国徳島県の小松島灯台。タイル張りの胴がいいですね。

こちらはぐっと新しく昭和52年初灯です。
光の届く距離は上の経ヶ岬灯台の半分です。

だいたいの灯台へはトレッキングルートが付いていて、場所柄眺望もいいです。

長距離ドライブの運動不足解消にいいかも。
ただしナメた足元で行ってはいかんよ。




これはオマケ

長門川尻岬灯台です。全然ルートがわからずチラッと見です。
ここが日本本州最西北端の地。

ここに地終わり、海始まるOnde a terra acabe e o mar comeca
ルイス・デ・カモンイス 詩編 ウズ・ルジアダス 第3詩20節より

ポルトガルのロカ岬のことですがね。





【久々に今回の雑~なまとめ】リタイアしてキャンピングカーで3300の灯台めぐりをしている人がきっと居る、多分何人も。やはり余力があるのはお年寄りだね。

老人国家って成熟社会の到達点というより、一つの現代社会のあり様として受け入れた方がいいんでしょうね。西松屋危うし、これからはトラヤです。

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