おとといのブダイ、いい塩梅のベッコウ漬になりましたよ。
向こう側が透けるような透明感と色合いが「ベッコウ」なんですね。
ホタテと鱒子を添えて海鮮丼で味わいました。歯応えにツルっとした滑らかさが加わりさらにおいしくなりました。冬の味です。
ついでにこちらも今が旬のキンメダイのアラ煮本当の旬、もっとも美味しいのは数日しかないと聞いたことがあります。乱獲の影響か年々サイズダウンしていきます。あるいは小さいサイズのほうが流通に都合が良いのかも。
旬の大きなヤツは身にサシが入り、しゃぶしゃぶにして最高なんですが。
寿命は15~20年といいますからペットの犬・猫と同じでしょうか。
魚類の頭部には骨板が組み合わさった機能美がありますが、特にキンメダイ目は複雑な美しさです。煮魚にしてほぐれると良くわかります。この仲間は白亜紀に大繁栄したグループが例の隕石衝突での惨事を生き残り今日にいたったものです。遺存種(relict)というやつですね。大先輩をこんな姿に…申し訳ありません。いただきます!!
キンメダイのいかにも深海魚らしい油粒径の細かい上質の味わいに合うのはこの本場イギリスのビールです。国内醸造メーカーのエールはいずれも華やかな味わいのアメリカンエールが主体ですが、こちらはどっしりとした深み、モルトの煎りが深いちょっとスモーキーでスムースなエールです。昔からアサヒビールで販売するバス・ペールエールに似ていますが、あちらは糖類・香料添加ですよね。
西友が直輸入し、賞味期限の関係かかなりお安くなっていました。お求めはお近くの西友へ。
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