本日も富士山は無事でした。
一般の人にはいわゆる「とんでも本」の類に扱われてしまうのかもしれませんが、著者木村政昭博士は旧東京水産大学を卒業された"水産人"でして、海洋地質学からのアプローチで火山噴火、地震予知をしている学者さんです。私がこの本の内容を信ずる論拠は著者が"水産人"であるからで、単なる身贔屓です。それだけです。
しかしながら富士山頂から直線距離ジャスト30kmに住む身としては、いずれかの予知予測によって備えなければなりません。
自然現象の多くは複雑系であって予測不可能、東日本大震災直後に地震予知連絡会がそのように言って白旗を揚げていたように思いますが…
本書によれば、今年2014年が噴火の年になるようです。
我が家から見る富士山は宝永火口がボカンと大口を開けているように見えます。宝永大噴火の際このあたりの降灰は2cm程度で、酒匂川上流を壊滅させた災害からは免れていたようです。冬季に吹き募る強烈な西風、三島あたりの人が「沼津風」という強風と愛鷹山に守られていたものと思います。
M9クラスの大地震の後には8割以上の確立で震源域近くの火山が大噴火するという地球規模でのデータがあるそうです。
富士山が明日も、明後日もその先も今のままでいてくれることを、地元神社に祈願することにします。
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