2016年9月26日月曜日

最小存続可能個体数

最小存続可能個体数(Minimum Viable Population、MVP)
いやぁ、危なかった!7万4000年前です。滅んじゃいそうになりました。
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          人類が滅んでいても無関係にこの景色はあるはずです(大分県由布岳山麓)
 種を維持できる最小個体数です。100~1000年後にも種が存続できているために今どれくらいの数、生きている必要があるか。

 ホモ・サピエンス・サピエンスが滅んで、ホモ・サピエンス・ネアンデルタールが生き延びていたらこれほど文明という災厄によって、天然自然が侵食され尽くすこともなかったかも。生物の楽園が広がっていたのかもしれません。そんな映像があったなぁ。滅亡後の楽園…

 ネアンデルタールは声帯が短くてオーラル・コミュニケーションがサピエンスほど発達しなかったようです。でもサピエンスとネアンデルタールって混血してるんですよね。彼らは滅んだけど、DNAの一部は我々皆のなかに継承されている。

 生物の楽園……。でも待って。ほとんどすべての生き物は相互に闘争の対象であり、生存のための競争相手ですよね。調和を目的として平和を尊び生きているわけではありません。常に自己保存の脅威を排除したいという生存欲求の敵対なのです。

 だから我々は今大量絶滅キャンペーンを継続している。もし、あらゆる生物の種の多様性が維持されることが、我々の生存にとって必要なら、文明を犠牲にしても守ろうとするはずですから。

 でも危なかった。破局噴火がインドネシアで起こり、環境が寒冷化し、1万数千人という23区の待機児童数と同じような人数にまで減少。絶滅危惧種だったんですね。実際寒冷化はこたえる、かなりこたえる。温暖化は生存には圧倒的に有利です。寒いのはダメだ~。

DSC_0004_12          人類が滅んでいたら、手前の景色はありませんでした。(箱根山麓からの払暁)
【 今回の雑~なまとめ 】
 果たして人類はおろかでしかないのか?いや7万4000年前、DNA根絶の危機を経験したからこそ、最大数にまで個体数を増やそうとしている。最大数って?2018年問題まじか、デフレ脱却にも失敗したわが国ではまったく想定できません。
 孤立文明で細々とやってくから、世界のみなさんほっといて下さい。さよなら。

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