体を温める烏。大好きなAustralina Magieではありません。
日本はハシボソ、ハスブトの2種ですが。オーストラリアでは5種のカラスが知られています。
温まり始めた岩で岩盤浴。
1時間半でRawson Passに到着。
右手ロングトレイルへの分岐点です。左手の路を進みます。だんだんと傾斜が顕著になってゆきます。
グレーチングは終わり砂利道に変わりました。
路は天上につらなる。
歩いてしまえば終わってしまう。
ずっと歩き続けていたい、歩き終えてしますのが惜しい、そんな気分にさせます。
砂利道からラバーの滑り止め敷きに変わります。登山道の積雪が完全に消失している期間は4ヶ月程度です。右手にロングトレイルへの分岐があります。
石積みに変わり、ここを歩き通せばいよいよ山頂
世界七大陸最高峰のひとつ、オーストラリア大陸 Mt.Kosciuszko ここに登頂成功
ハイッ。 と言うように、2時間15分。到着しましたね。難なくですね。
もうおわかりですかね。世界七大陸の中でオーストラリア大陸だけが突出して平べったいのです。
最高点で2,228m。富士スバルライン5合目2305mより低いんです。
しかし、しつっこく言いますが、世界七大陸最高峰の一つ には間違いありません!!!!
素晴らしい天気、一生の宝となりました。
【今回の有難いマイレージ】
- 残る6つの山頂は次の通り。アジア大陸エベレスト8,848m、ヨーロッパ大陸エルブルス山5,642m、北アメリカ大陸デナリ6,194m、南アメリカ大陸アコンカグア6,959m、アフリカ大陸キリマンジャロ5,895m、南極大陸ヴィンソン・マシフ4,892m
- オーストラリアの特異性の一つがこの平坦さ。異質である。有袋類も植生も異様。初めて上陸したヨーロッパ人は、魔境に恐る恐る踏み入るような緊張があっただろう。
- 開拓してゆく中で苦しんだのが食料のようである。駱駝を駆り、何かの地下茎を齧りながら飢えをしのいだのだが、それに毒があり徐々に弱って荒野に息絶えたという開拓者の話を25年前世界不思議発見で見たような気がする。毒は多分アルカロイド系だったろう。
- 生きてまた訪れたいが、その時にも晴れ渡っているとは限らない。この日この時で終わる。
【次回予告】
僥倖により、頂上を極めることができた我等。往路の幸運が復路にも活かせるとは限らない。登山中の事故の7割は下山時に発生しているのだ。浮かれ切った一家が麓で待つ鹿人間に無事再開することできるのか。待て次回
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