マーケットを彩る野菜群。観たかった光景がここにあります。2018年2月現在日本の生鮮野菜価格は大変なことになっています。
ところで、豪州の生鮮野菜の自給率って82%(2013値農水省調べ)、我が国は79%(同じく)ですのでほぼ変わらないんです。これは驚きですね。豪州は200%位行ってそうなんですが。そしてお値段ですが、品薄激高の日本から見れば、やはり安いですね。アブラナ科野菜が2束でAU4$=360円、ひと束の量が2倍くらいありますので、日本の通常価格(現在の異常価格ではなく)とほぼ互角といえるでしょう。
豪州庶民の生活を支えるスーパーマーケット。我が国でいえばマックスバリュ、イトーヨーカドーといったところ。
coles , woolworth , が大手、ALDIが準大手です。二社の価格の比較は豪州在住邦人のHPで紹介されていますが、ほぼ互角です。
この日求めたのは、この超巨大マッシュルーム。リンゴと比較しました。このリンゴはホテル・レセプションで無料で提供されているもの。昔英国では旅路にリンゴが植えられ旅人は自由に食べて良いとされていた伝統を継承するものです。しかしデカイそして美しい。
ズッキーニとオリーブオイルでソテー
某ファミレス"R"沼津店で出発前に食べたマッシュルームサラダとの比較。 そして、ロースト・チキン一羽買い。 これは平飼い鶏でAU10$、ケージ飼いのものはAU8$。これはお安い。ちなみに日本ではCOSTCOで売ってます。そして値段も500数十円です(2016年川崎店調べ)。さらにハワイではアラモアナ山側の walmart 二階の会員制 sam’s club でも7US$くらいで売ってました。
チェダーチーズとトマト、それに大袋入りのカット済野菜でサラダ。以上がキャンベラ着日夕食の全容となります。
息子の寮は明日7日にならないと再開しないので、明日までは一緒に過ごすことになります。
【今回の有難いマイレージ】
- 豪州のマーケットは大手2社と準大手2社の寡占状態。しかし価格競争が結構激しく、カルテル的なものは形成されていないようだ。日本ではイオングループ寡占ではあるが、政府へのあてつけにデフレ維持をしてくれているので、応援買いしている。
- レジ担当は一様に不機嫌である。日本とは勤労に対する姿勢も考え方も違うようだ。我が国は働き方改革とか言って、モーレツ社員の根絶、会社型人間の矯正を図ろうとしている。残業を撤廃し、ダブルワークへと仕向け、労働力不足へ充填しようとする姑息な政策である。企業の労働コストの縮減と安価な労働力の確保(バイト代なので…)。
- マックスバリュの火水曜市ではなぜかマッシュルーム6~7個のパッケージが88円で売られている。しかも商品棚の下の段に(2018.3現在)。
- 野菜の自給率は82%だが、酪農製品では146%、日本は64%である。
野菜では互角の勝負、酪農製品では大敗を喫した食料事情、では水産業ではどうか。いよいよ渡豪の目的の一つに迫る。Belconnen Market に突入を慣行、そこでは内陸に位置する地政学的な常識を覆す驚愕の事実が展開されていた。余談を許さない豪州情勢に一気に緊張がたかまる。待て次回
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