3号線から Hobart市街地に入るとまず出迎えてくれるのは 1854年に創業されたHobart Gas Company のレンガ造りの煙突です。なんと江戸時代にガスが市民の熱源として普及していたんですね。石炭を乾留して作っていたのでしょう。 40年以上前にその役目を終えています。いまは地ウィスキーの販売店などが入っています。
このランドマークの左手にHobart観光の要衝Water Front 地区が広がっています。Sullivans Coveの Salamanca Place もこのあたりで、週末賑わうSalamanca Market が特に有名です。
Water Front を代表する創業31年の老舗ミュアーズです。自社船操業の鮮魚を使った魚料理が自慢の名店でした。16年前は。
対中共コムソモール胃袋用盛り合わせです。実際店内にはあの方達が溢れかえっていました。これなら迷いませんよね。 客船バースには日替わりでやって来てますから。結構なお値段なんですが。
隣のショーウィンドに並べられた魚たち。中共爆買いにぐったりしてます。
鮮度から見るに現在自社操業は止めているようですね。
Mures の床の装飾、このお店のエンブレムと言っていいでしょう。タスマニアを代表する魚Tasmanian Striped Trumpeter
早々に退散し、地元民御用達の浮き桟橋の店Makoに。左が17年前、右が2018年現在。
イースタン・オーストラリア・サーモンArripis truttaとフウセンキンメAlfonsinoです。イトヨリの仲間と寒海系のカレイ類ですね。ちなみにサーモンと名前が付きますがスズキ目です。南半球に鮭鱒類は自生しませんので。
豪州の国民食 Fish&Chips です。お子様サイズで十分ですね。お値段もAU$12ですし。
ちなみにFish&Chips の起源は非常にはっきりしていて1860年ロンドン・イーストエンド「ジョセフ・マリン」がその発祥だそうです。
かつて日本で生産するイワシ魚油の主な輸出先は英国でした。魚油で揚げるのが伝統的だとか。
Fishy Business 。17前は違う店名だったと思います。生臭い商売…。パンチの効いた店名です。
【今回の有難いマイレージ】
- 大型客船バースを擁するHobart。中共富裕層を詰め込んでのピストン輸送。世界の観光地を蹂躙するChina Money が残すのは北南極のみ。バブル時代の日本人もこんなだったのかなぁ。ちなみに我が国の経済的衰退は内需不振によるものだが、消費の中核となる世代の減少、人口減少が原因なのでさらに昂進するのは避けられない。
- 戦後の人口回復に脅威を感じたGHQがリベラルな女性議員を擁立して、進めた産児数コントロールが現在の凋落に直結している。団塊の世代の出生数が15年続いていたなら日本の有り様は随分と違っていただろう。教育界では2018年問題は以前から持たれていた危機感ではある。統計学の威力をまざまざと見せつけられている。
- ホバートはかつて南極観測船の重要補給地であった。物価高からか、今はニュージーランドに代わっている。
- キリスト教徒にとっては金曜日は肉食しない日だそうで、もっとも儲けを出す日らしいが、非キリスト教徒にはまったく関係がない。
【次回予告】
前回の予告で在豪農園主との再会を予告していたにも関わらず、今回はその前日に訪れたWater Frontの紹介となった。少年マンガ雑誌の予告も次号にまったく反映されていないことがしばしばあった。基本的には同じ構図である。次回こそ再会となるのか、つのる不安を突破し願いをかなえる。待て次回
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